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小児矯正のよくある質問

子どもの矯正治療は、何歳ぐらいに始めた方が良いの?

歯並びやかみ合わせが気になり始めたら、できるだけ早めにご相談いただくのがおすすめです。お子さまはまだ顎や顔まわりが発育の途中なので、指しゃぶりや噛み癖などが影響を受けやすく、放っておくと受け口などの不正咬合が定着してしまうおそれがあります。特に受け口の場合は、お顔つきや発音にまで影響が出ることもあるため注意が必要です。永久歯が全て生えそろってからでは、抜歯が必要になるケースもあるため、適切なタイミングを逃さずにご相談いただくことが大切です。

小児矯正を始めるタイミングと年齢別治療

成長とともに、自然に歯並びの悪さが治ることはある?

自然に整うこともありますが、それはごく一部のケースです。乳歯の時点で反対咬合(受け口)のあるお子さまの6割以上は、治療が必要になるとされています。自然に整う場合でも、経過観察が欠かせませんので、まずは専門的な診断を受けることが大切です。

小児歯科矯正の主な目的は何?

小児矯正の大きな目的は、歯並びが悪くなる根本的な原因を改善することです。お口まわりの筋肉や呼吸、姿勢の癖アプローチし、健やかな成長をサポートします。見た目の改善だけでなく、噛む力・発音・お顔立ちのバランスなど、多方面に良い影響が期待できます。

小児矯正

治療期間はどれくらいかかるの?

一般的には1~2年ほどで完了するケースが多いですが、お子さまの状態や成長によって前後することもあります。まずは無料カウンセリングで状態をチェックすることをおすすめします。

痛みはある?

当院では、マウスピース型の装置を使用する小児矯正を行っています。日中1~2時間と寝ている間だけの装着なので、ワイヤー矯正のような強い痛みはほとんどありません。違和感も少なく、お子さまの負担を抑えた治療が可能です。

マイオブレース治療に向いていない場合や出来ない場合はある?

基本的には5歳~8歳半ごろまでにスタートすれば多くの症例に対応できますが、重度の骨格的なズレや歯の異常がある場合は、他の方法を検討することもあります。また、お子さまが装置の着用やトレーニングの継続が難しい場合や、健康面で配慮が必要な場合は、別の治療が適していることがあります。まずは一度ご相談ください。

マウスピースを入れているだけで歯並びは良くなる?

マウスピースだけでは効果は2割程度だといわれています。マイオブレース矯正は、専用のアクティビティ(MFT・トレーニング)で口周りの筋肉や悪い癖を改善することがメインです。マウスピースとトレーニングの併用で、より確かな効果が得られます。

マイオブレース矯正のマウスピースは学校にもつけて行く必要があるの?

いいえ、学校で装着する必要はありません。基本的にはご家庭で1日1~2時間と就寝中に使っていただければ十分です。日中は今までどおりの生活ができるので、無理なく続けられるのが特長です。

子どもがスポーツをしているのですが、矯正治療に影響はある?

可能です。マイオブレース矯正などの装置は、日中1~2時間と夜間の装着だけで済むため、日中の活動時には外して過ごすことができます。
スポーツの妨げになる心配はあまりありませんので、ご安心ください。

なぜ口呼吸になるの?

お口の筋肉が弱かったり、口を開けたままにする癖がついていたりすると、鼻ではなく口で呼吸するようになってしまいます。柔らかいものばかり食べる習慣も口呼吸を招く一因です。口呼吸が続くと、ドライマウス口臭むし歯のリスクが高まるだけでなく、全身の健康にも影響するため、早めの改善が大切です。

口呼吸になったらどうなるの?

口を開けたままの呼吸が続くと、お口が乾きやすくなり菌が繁殖したり風邪をひきやすくなったり口臭が強くなったりします。
また、舌の位置がずれて歯を押してしまい、歯並びを悪くしてしまう可能性もあります。さらに、上あごの骨を正しく支えられないことで、お顔全体のバランスが崩れるリスクもあります。